アーノルド・フルクテンバウム博士「預言解釈の原則」

アーノルド・フルクテンバウム博士

ユダヤ人神学者のアーノルド・フルクテンバウム博士は、聖書預言を解釈する際の原則について次のように語っている。

預言は、まず聖書で解釈を確立した後に、現在の出来事に適用する必要がある。現在の出来事を取り上げて、何らかの聖句に無理やり当てはめるのではない。聖書を釈義して終末論を構築した後に、現在の出来事を検討して、預言が成就しているものがあるかどうかを確認する必要があるのだ。そして、現在の出来事が聖書の条件と完全に合致する場合にのみ、そうした出来事は預言の成就とみなされる。
ー Arnold G. Fruchtenbaum, *The Footsteps of the Messiah: Revised 2020 Edition* (Ariel Ministries, 2020), Chapter 4, “A. World Wars I and II”

Prophecy must first be determined from the Scriptures and then applied to current events, rather than current events being taken and forced into some kind of scriptural passage. Only after one’s eschatology has been developed exegetically from the Scriptures should current events be taken into account to see if there are any that are fulfilling prophecy. Only if the current events fit the demands of Scripture perfectly are these events to be identified as a fulfillment of prophecy.

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