ゴグとマゴグの戦いとは、聖書で終末時代に起こると預言されている戦争で、エゼキエル書38～39章に記されていることから、エゼキエル戦争とも呼ばれる。
この戦争では、マゴグを中心とする諸国の連合軍が、イスラエルに攻め込むと預言されている。ここでいう「マゴグ」は古代世界の民族名で、現代で言うとロシア南部およぼその周辺を支配していた民族である。「ゴグ」はマゴグの君主の称号で（エジプトのファラオなどと同様）、諸国の連合軍を指揮してイスラエルを攻撃する首謀者となる。
この戦いに参加する国としては、ロシュ（ロシア）、メシェクとトバル（トルコなど）、ペルシア（イラン）、プテ（リビア）などが挙げられている。詳しくは、以下の各記事を参照いただきたい。
